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スタディングを使ったFP3級の基礎固めの方法

今回は,スタディングにある「FP3級合格コースを使って基礎固めをしていく方法」についてまとめてみたいと思います。

勉強の内容としては大きく2つに分けられ,まずはファイナンシャルプランナー試験に出てくる重要テーマについて学習し,その後,過去問や模試を解いていく流れになるのですが,ここではその前半部分の様子をまとめたとお考えください。

スタディングのFP3級講座の内容に加え,どのくらいの時間で学び終えられるのかなども紹介しています。

スタディングFP3級講座の内容



スタディングのFP3級合格コースには,資格取得に必要な教材がすべて揃っています

オンライン教材である強みを生かすことで,出題範囲はたえず最新のものになるよう更新されていますし,スマホ1つで学べてしまうだけでなく,十分な量の過去問や模試を解くことも可能です。

さらには,毎日の学習時間が記録として残ったり,他の勉強仲間の様子を知ることができたりもするので,勉強のやる気を高く維持することもしやすいでしょう。

教材の種類ですが,以下のように多岐にわたっています↓

  1. 基本講座
  2. スマート問題集
  3. 要点まとめシート
  4. セレクト過去問題集
  5. 実技試験対策講座
  6. 模擬試験

今回の記事では,スタディングを開始してからおよそ1ヶ月の間,上の1~3を使いながら学習したときの様子をメインにまとめているのですが,詳細は次章以降で説明することとし,ここでは簡単に言及しておくだけにしましょう。

1の基本講座は動画とテキストからなるのですが,FP3級で試験範囲である「ライフプランニング,資金計画,リスク管理,金融資産運用,タックスプランニング,不動産,相続事業承継」をすべて扱います。

2のスマート問題集というのが,1の練習問題にあたり,学んだ内容を2択問題を使ってパパッと理解を深めていくことが可能です。

3は覚えるべき内容をまとめた暗記ノート的なものになります。

いずれにせよ,1~3を使うことで,FP3級合格に必要な基礎知識を身に付けられ,そこで初めて,FP3級の実技試験の方の問題が解けるレベルに達することとなり,本番同様の出題形式の問題や時間配分に慣れていくことができるようになるわけです。

その用途として上記4~6の教材は存在していますが,こちらに関しては次回の記事で紹介することにします。

 

 

FP3級合格コースで最初にやること

ところで,FP3級合格コースを始めるにあたって,まず最初にやっておくとよいものがあり,私が思うに,それは以下の2つです↓

  • 学習フローを確認する
  • 実力診断テストを解いてみる

学習フロー

学習フローを確認することは,一番自然な流れでしょう。

というのも,スタディングでは「学習状況」というものが表示され,次に何をすべきかが明確化されているからです↓

FP3級合格コースのスケジュール

あといくつの課題をこなせば終了となるのかがわかるので,勉強の進捗状況をたえず確認でき,モチベーションのアップにも繋がるはずです。

上の写真をみると,まだ1つもやっていない状態なので76個が丸々残っている状態で,次にオリエンテーションを受ければ良いことがわかります。

なお,これらの課題は1つ1つに同じだけの時間がかかるわけではなく,大体2つに1つは練習問題(約10分で終わるスマート問題集)となっているので,思いのほかどんどん進めていくことが可能です。

かかった時間については,後でまとめているのでそちらを参考にしてください。

なお,「初回無料講座と短期合格セミナー」といったコースも選択できるのですが,こちらはあくまでメイン講座の一部を無料で試せるものにすぎないので,有料版に申し込んだ後であれば使う必要はありません。

 

実力診断テスト

次に実力診断テストについてですが,6つある重要テーマごとに,各3問を10分で解く簡単なテストです(3択形式)。

もっとも,これは本来最初にやるべきものではないのですが,自分の場合,実力の遷移を客観的に確認したかったこともあり,最初に解いてみることにしました。

丸付けをするだけで解説を読まないのであれば,何度解き直しても問題ないでしょう。

こちらは講座のトップページにある「コース一覧」のところなどから選択できます↓

FP3級試験実力診断テスト

初回の結果ですが,問題文を読んでもまったく意味がわからないものが多数あり,18満点のわずか「5点」でした。

平均点は10.5点だと言いますから,全然知識が足りないことがわかりました↓

FP3級実力診断の結果

とはいえ,ここでうまく危機感を抱くことができれば,今後の学習意欲にも良い影響を及ぼすことになるので,区切りごとに解いてみるのがおすすめです。

私は,いきなり本番の雰囲気を知ることができて良かったと思っています。

ただし,1度解いてしまうと判定は初回の結果で固定されてしまい,後から解き直しても上書きができないことにはご注意ください。

もっとも,2度目以降の出来も記録としては残るので,自分が何点取れるようになったかは自らで計算できます。

 

 

FP3級合格コースの基本講座の受け方

FP3級合格コースの動画

それでは,本編の学習へと入っていきましょう!

使うのは基本講座になり,まずはオリエンテーションでFPテストに関しての基本情報を得ます。

FP3級試験には記述式の問題がなく,年に3回も試験チャンスがあるのは嬉しいところですね。

合格率が思っていたよりも高かった(運転免許の学科試験の合格率と同じか,それよりちょっと低いくらい)ので,自分も受かるような気がしてきました。

なるほど,同じような問題が繰り返し出題されるからこそ,スタディングを使って学ぶ価値があるのですね。

動画では田中和紀さんが講師となって教えてくれますが,テキストも印刷することができます(ただし,購入は不可)。

続いて6つの科目の学習に移りますが,こちらは毎回,かなりの情報量です。

テキストを手元に置いておきたいと考えたのですが,1つの科目について40ページくらいあるので,毎回印刷するのは大変なので断念しました。

単純に考えて200ページ超になってしまう計算ですから,市販されている書籍と同じくらいの分量だとお考えください。

FP3級の学習を始めたばかりだと,まだどこが苦手なのかもわからない段階ですし,すべて印刷するくらいであれば他社の書籍を1冊買ってしまう方が安上がりかもしれません(大体1500円くらい)。

もっとも,紙媒体を持ち歩きたくない方もいるでしょうし,大学での授業などを見る限り,これからはそちらが主流になっていくでしょう。

スタディングでは,「マイノート」という名前で,オンライン上でノートを書くことも可能です(画像右)↓

FP3級合格コースとマイノート

ただ黙って動画を観るよりも,メモを取りながら受講する方が理解が深まるように感じますし,手を動かすことで眠気防止にもなります。

ただし,外でスマホにて視聴するような場合だと,同時にメモを取るのは至難の業なので,自宅に帰ってからその日の振り返りも兼ねて行うのが良いでしょう。

最初の動画は34分の長さでしたが,スタディングでは再生速度を変更することもできるので,1.25倍速にして観ることで7分ほど短縮できました。

動画の構成ですが,内容のまとまりごとに細かく区切られているので,10分でもすき間時間があれば学習できます。

1時間の学習でしたら,それを1日に6回作ればよいわけです。

スタディングの講座の特徴として,多くの用語が図や表にまとめられている他,語呂覚えが紹介される場合もあり,覚えやすくなる工夫が感じられる作りとなっています。

とはいえ,しっかり勉強するかどうかはあくまで受講者の頑張りにかかっていることには注意が必要で,別で覚える作業抜きには実力は付いてきません。

動画の最後になるとほぼ毎回,田中先生が「しっかりここまで覚えておきましょう」という言葉で締めくくるのはおそらくそのせいでしょう。

1日のノルマ達成を優先したいがために,講義の内容がわからないにもかかわらず動画を止めないで,ただぼーっと聞き流してしまうようでは効果は表れないので注意してください。

 

 

スマート問題集の使い方

スマート問題集の外観。2択から選択できます

スマート問題集は,基本講座と同じ数だけ存在し,講義の理解度を練習問題で確認できるものです。

毎回授業を受けたら必ず解くようにしましょう。

問題は2択で,全10問です。

時間にしては毎回10分程度で終わる内容で,3つのモードから選択できます↓

スマート問題集のモードは3つから選択できます

練習モード:問題と解説が交互に表示される

本番モード:すべての問題を一気に解く

復習モード:間違えた問題やチェックを付けた問題を解く

ここで私がすすめるのは「練習モード」です。

というのも,まだ理解が浅いうちはどうしてその答えになるかの説明ができないからで,「なんとなくこれっぽい」といった感じで選んでいってもあまり記憶には残りません。

このモードであれば,1問解くごとに解答・解説が表示されてくるため,正しい覚え方をしているかどうかがすぐに確認できます。

答えに至る根拠が説明できなかった問題は,ノートに書き残しておくようにしましょう。

中には「正答率52%」という,全受講者がほぼ勘で解いたような問題もありますが,そういった問題は動画内では触れられておらず,テキストにのみ書かれている内容だったりします。

この事実は,テキストも隅々まで読んでいく必要があるということを示唆しているのですが,この時点でそれをやってしまうと挫折してしまう可能性がでてきてしまうかもしれません。

FP3級講座に慣れていない方は,まずはスマート問題集の内容がちゃんと解ける状態(いわゆる60点以上取得)を目指してやってみてください。

このあと,過去問などを解いてからまたここに戻ってきて,そのとき初めてテキストを深く読み込めばよいだけの話です。

ただし,スマート問題集は1回やって終わりとしてはいけません。

やった問題はすべて自信をもって正解できるよう,3回以上はやり直しましょう。

なお,動画を視聴する場合と比べて,同じ1時間学習するのでも,こちらの方がはるかにキツイです。

頭をかなり使うことになりますし,覚えられない自分に失望するからでしょうか。

学習してから1週間でも経てば結構な量を忘れてしまっていたため,スマート問題集を解き直すと,前回の結果よりもスコアが悪く出てきて落ち込むことも少なくありませんでした。

とはいえ,毎日解いていれば,一度に多くの範囲を復習することができ,すこしずつできるようになっていきます。

やる気が出ないときは,合格体験談や勉強仲間の様子を見たりして乗り切りましょう!

 

 

要点まとめシートの使い方

要点まとめノートの比較。左が暗記ツールON,右がOFFの状態

要点まとめシートは,動画を視聴し終えてスマート問題集のみに取り組むようになったタイミングで並行して使い始めましたが,こちらは暗記ツールのボタンを切り替えることで,重要部分を隠すことができる機能がついています。

上の画像の左と右で,ボタンをONにしたときとOFFにしたときの様子を比較してみました。

チェックペンと下敷きで隠すような勉強法になります。

この要点まとめシートを使って学んでいると感じるのですが,やはり,問題形式で聞かれることは大切ですね。

ちゃんと頭を使って解いている感じがします。

とはいえ,スマート問題集以上に難しいので,最初はボタンはONにせず(何も隠さず)に読むだけでも構わないでしょう。

それでも22講義あり,1つに30分近くはかかるので,ひと通り読んで確認する目的以外であれば,基本講座のテキストの方が使い勝手がよいかもしれません。

私は一通り読みはしましたが,赤で隠したところの多くを答えることができなかったので,これならばテキストを読む方が良かったと後悔しました。

こちらはあくまで知識が増えて最終チェックをするために使うのがおすすめです。

なお,基本講座のテキストと同様,こちらのものも印刷をすることができますが,量は同じくらいになってしまうので,主にスマホ学習用の教材だと考えておきましょう。

 

 

FP3級合格コースの基礎固めに費やした時間

FP3級講座の基礎固めにかかった勉強時間

ここまでを振り返ると,途中1日だけまったく勉強しない日がありましたが,それ以外は毎日1時間程度勉強してきました。

まだ始めたばかりなだけあって,やる気の方は十分です。

学習フローで確認したところ,約70%が終了したことになります(要点まとめシートは除く)。

学ぶ手順は,まずは学習フローに表示される通りに行い,基本講座をとスマート問題集を順番にやっていく日々でした。

この2つの教材をやり終えるのに必要だった時間は,大体17時間となりました。

加えて,時間が余った際にはちょこちょこ1週間前に解いたスマート問題集をやり直すこともしていましたが,それでも3周目まで完了させて,要点まとめシート(私的にはテキストの方を推奨)まで読み直すのにあと10時間は必要でした。

よって,ここでの結論としては,スタディングのFP3級合格コースで基礎固めを行うのに「30時間(約1ヶ月)が必要だ」と言っておくのが適当でしょう。

次回のテストでFP3級を受ける方であれば,ここまでの内容を試験の1ヶ月前までに終わらせておく必要があり,そして,本番まで残り1ヶ月となってからは,今度は最初に紹介した4~6の教材を使って実戦演習することとなります。

後半の詳しい内容については,以下の記事を参考にしてください↓

FP3級講座の後半における学習時間
スタディングFP3級の学習時間!後半は実技試験と過去問対策

前回,スタディングを用いてFP3級の基礎固めを行った記事を書きましたが,今回はその後の学習スケジュールについてまとめていきましょう。 基礎固めが終わるといよいよ実力養成期ということで,過去問や実技試験 ...

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まとめ

スタディングFP3級合格コースの前半部分の進捗状況を示す画像

以上,スタディングのFP3級合格コースから,基礎固めの時期の学習内容についてまとめてきました。

この時期に使用する教材は,動画とテキストから成る基本講座とスマート問題集,要点まとめシートです。

どれも必要最小限の内容に徹していましたが,それでも時間にして,「動画の視聴+スマート問題集1周」だけでも17時間がかかり,何回か復習して基礎固めを終えるには約30時間が必要でした。

動画の視聴を終え,スマート問題集を2周し終えたタイミングで実力診断テストを解き直してみましたが,初回時の5点から7点アップの「12点」となり,一応の合格点が取れた形です。

ちなみに,スマート問題集を2回目に解くときにおいてですら,用語を聞いてまったくイメージが浮かばないものがありました。

例えば,「金融債(保護預かり専用商品以外のもの)」とか「終価係数」などです。

結構,自分がわからないところが少しずつ明確になったので,もうしばらくは要点まとめシートなどを使って復習してみたいと思います。

ファイナンシャルプランナー3級で学ぶ内容というのは,生きていく上で必ずお世話になるものです。

ちょうど最近,親が遺言状や保険の話をしてきたので,今回学んだ知識を役立てることができました。

これからFP3級合格を目指される方は,スタディングを使って頑張りましょう↓

公式サイトはこちら

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