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スタディサプリ中学総復習英語のレビュー!概要から使い方まで

今回の記事は,スタディサプリの高校講座にある「中学総復習英語」についてです。

中学で学ぶ英文法を復習できる講座ですが,一から学び直すことに比べて,短時間で済ませることができます。

とはいえ,英語は一から知識を積み上げて学ぶ教科ですので,今後の学習効果のことを考えると本講座の存在意義は大きいです。

中学総復習英語の紹介と学習の流れ

中学総復習の担当講師名

基本情報

講座名称:中学総復習 英語

担当講師:竹内 健

講義総数:10講義(10時間程度)

テキスト:183ページ,1200円(全1冊)

スタディサプリ高校講座の高1・高2英語に存在するのが,この中学総復習英語という講座になります。

担当するのは中学講座の英語教師でおなじみの竹内先生です。

中学で学ぶ英文法を扱い,中学講座を使って学ぶよりも短時間で復習できる講座ですが,当然ながらすべてを扱うことはありません。

本講座は特に「語順」の観点から英語を眺めることによって,高校で学ぶ関係代名詞や不定詞,分詞のような修飾語句に繋げる役割を担います。

扱う分野をまとめると以下の通りです↓

中学総復習英語で扱う単元

助動詞,不定詞,動名詞,接続詞,疑問詞,いろいろな疑問文,感嘆文,文型,There is構文,分詞,関係代名詞,比較,現在完了,受動態,仮定法

全部で10講義しかないため,様々な分野が学年という縛りを超えてコンパクトになるようにまとめられています。

講義は聞くだけだと約1時間の内容になりますが,予習は必要です。

1回あたりに学ぶ量として,テキストだと15~20ページが用意され,載っている基本例文やPOINTを読んでは,演習問題をすべて解いていきます↓

中学総復習英語のテキスト内容

なので,これを初見で「なんだったかな?確かこれだったような」くらいには解けることが必要です。

次に学習時間ですが,どのくらいの熱量で取り組むかによって異なるものの,予習を15~30分程度で終えることにして,講義を視聴した後の復習,そして仕上げの確認テストまで含めて全部で2時間くらいかかると考えておくのが無難でしょう。

学ぶ際のポイントとしては,「1日に2時間半英語を勉強する」などと時間を決めるよりも,「毎日1講義と前日の復習までをやる」などとノルマを決めて,それを守り続けることの方が重要で,このやり方であれば10日ちょっとで全講義を終えることができます

この程度の長さで中学内容を総復習できると思えば,積極的に取り組む十分な理由になるのではないでしょうか。

 

 

講義内容のレビュー

テキストに掲載されている基本例文は和訳付きで,講義とセットにすると英文法が無理なく理解できる内容です。

ややまとめの形式に見にくさを感じることはあったものの,講義において「表の3行目を見てください」とか「次は参考を見てください」といった具合に,テキストを根拠にした解説が行われるので,見終わった後にもやもやすることはありません。

講義のスピードはややゆっくり目なので,再生速度を1.25~1.5倍速に変えても普通に付いていけるでしょう。

テキストは大切な部分が一覧形式でまとめられていることが多いため,表になっているところだけでも完璧に理解できれば復習としてはかなり良い状態にまで到達することができます

中学生の参考書として定評がある「新中学問題集」を彷彿とさせるようなまとめが,早速第2講で登場してきました↓

テキストのまとめ例

知識がある前提で話が進むので,中学で授業を聞いていなかったような方だと,この講座はレベルが高いと感じるはずです。

かといって,This is a pen. あたりの話からやり直すわけにもいかないので,中学総復習の講義を受けてわからないところが出てきた場合に限り,中学講座の該当部分に戻ってみるという使い方が良いように思います。

例えば,上と同じものを,中2英語(共通版)の第8章や,旧課程の中2英語(応用)第17講でより詳しく学ぶことができました↓

旧課程の中2英語講座を担当する関正生先生

前者は丸岡幸子先生の解説,後者は関正生先生の解説ということで,竹内先生と異なる発言もあって理解がより深まります。

確かに慣れないうちはどこに戻って学び直せば良いのかわからないこともあるかもしれませんが,その場合,自分が使った中学の教科書や参考書を読み直すでも構いません。

それでもわからなければ,疑問点をいくつかノートなどに書き留めておいて,後日学校の先生や周りの友達と会った際に尋ねてみましょう。

その際,新しく学んだ英文があればカードに書き取るなどして,苦手な英文集を作れると最高です↓

情報カードと書き取った基本例文

極端な話,すべての基礎英文をカード化して,日本語から英文を言えるように訓練すると,英作文にも役立つのですが,時間との兼ね合いもあると思うので強制はもちろんしません。

復習時には,予習で間違えていた問題を解き直すだけでなく,まったく新規の確認テストも行うようにします。

ところでこの確認テスト,形だけでなく意味を考えないと正解できないものも混ざっているため,どれも決して簡単ではありません。

内容がそれなりに新しく簡単な説明もあるため,毎回5題とはいえ良い練習になりました↓

中学総復習英語の確認テスト

 

 

まとめ

中学総復習英語のトップ画面

中学総復習英語は講義のスピード感が心地良く,1回あたりに学ぶ内容はまとめが多くなる分,簡単なものではありませんでしたが,沢山の文法知識を効率良く学ぶことができました。

高校英語の基本はやはり中学英語にあります。

普段学校で高校英語を学んでいても,ちょっとした時間を見つけて本講座で学ぶことで,また違った視点から英文法を捉えられるようになるかもしれません。

なお,この講座から始めるかそうでないか迷う方は,確認テストのみを計50題やってみるのも手です。

その出来をみて判断するようにしますが,以下のような目安が1つ考えられます↓

  • 50題のうち正解数が20題以下→この講座ではなく中学講座で学ぶ
  • 50題のうち正解数が30~40題→本講義をすべて見直す
  • 確認テストで1個でも間違えた→該当部分の講義だけを視聴する

受講すべき講座は,現状の自分の実力よりもちょっと上のものがベストです。

英文法では,しっかりと根拠を説明できるようになることが重要なので,例えば先のlook forward toであれば,

「このtoはto不定詞ではなく前置詞だから,その次には動詞の原形ではなく,(動)名詞のingが来ます」

などと語れる状態くらいには至ってください。

そうすれば高校英語で,I'm used to (deal/dealing) with children.という問題が出てきても混乱せずに済むでしょう。

ちなみに正解は後者ですが,まだ本講座を使ったことがない方は,スタディサプリで深く理解する体験を是非してください↓

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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