大学生におすすめの資格といえばその1つに「日商簿記3級」が挙げられますが,今回はその申し込み方法についてお話します。
簿記初級がインターネット上で申し込みから試験まで完結してしまう資格であるのに対して,日商簿記3級以上の申し込みともなると,なんだか難しそうだったり面倒くさそうにみえますが,実際は「簡単にできた」と感じる場合がほとんどです。
具体的な申し込み手順としては,
- 最寄りの商工会議所を見つける
- HPにアクセスし申し込む
という2つのステップを踏むことになります。
日商簿記は,受験料は安いのに社会的な知名度は高いおすすめの資格ですので,MARCH生で経営学部在籍のような場合ともなれば,在学中に受験を勧められるところがほとんどです。
是非,短期間で集中し,サクッと合格していきましょう!
最寄りの商工会議所を見つける
日商簿記3級の申し込みの流れですが,最寄りの商工会議所を見つけることから始まります。
その商工会議所で,受験希望者は実際に簿記の申し込みを行うのですが,商工会議所が行ってくれるのは,受験会場の手配から,受験票の発送,はたまた合格証書の交付までの,日商簿記に関するあらゆる手続きです。
大学の授業で簿記講座に申し込んでいる場合は,その講座を担当する予備校が受験の申し込みを済ませてくれる場合がほとんどです。そういった方であれば,今回のような申し込み手続きは不要ですのでご注意ください。
まずは,商工会議所の検定試験公式HPに行き,「受験の申し込みについて」の欄にある,「商工会議所検索」を選びましょう↓↓
すると,以下のような日本地図がでてきますので,最寄り(または受験を希望する地域にある)商工会議所を選んで下さい↓↓
ここでは,東京商工会議所を選んだとして,話を進めていくことにしましょう。
商工会議所で申し込む
指定した商工会議所ごとに申し込み方法は若干異なりますが,どの会議所であろうと「日商簿記検定試験を申し込む」ことに変わりはありません。
これは当たり前のことのように思えるかもしれませんが,商工会議所ではいくつか他の試験も実施しています。
日商簿記検定試験を探したら,簿記の申し込みページを探してください↓↓
東京商工会議所の場合は,申込の登録から成績表の到着まで,一連の流れがわかりやすく載っていますね↓↓
いくつかステップがありますが,商工会議所での日商簿記検定の申し込み手続きは,大体以下の3つにまとめられます↓↓
- 申し込みをする
- 受験料を支払う
- 受験票が届く
それではそれぞれの注意点について,これからみていくことにしましょう。
申し込みでの注意点
インターネットや電話で申し込みをしますが,ここで注意することは,登録期間が限られていることでしょう。
試験日の前日まで申し込みができるなんてことはありません。
簿記資格の検定においては,3級の場合ですと年に3回受験ができますが,上記会議所の2018年度の場合だと,
- 6月10日の試験→3月27日~4月27日が申込期間
- 11月18日の試験→9月4日~10月5日が申込期間
- 2月24日の試験→12月11日~1月19日が申込期間
のようになっています。
試験の1ヶ月前にはとうに全ての申し込みが締め切ってしまっているのがわかりますでしょうか。
それを踏まえると,約2ヶ月前には受けるかどうか決めて申し込む必要があるということを覚えておきたいですね。
なお,コロナの影響もあって,2020年度以降は色々と変更が出ています(例えば6月の試験は中止。団体受験はできないなど)。
詳細はHPでチェックしてくださいね。
料金を支払う
東京商工会議所の場合ですと,申込書は普通郵便で発送されるとのことでしたが,私が申し込んだところはeメールで振り込み先が通知され,ネット上で即座に申し込みが完了しました↓↓
増税後の現在,受験料は2,850円に変更となっています。
eメールの場合は,支払いが完了すると,
このような連絡が翌日には届きました。
以上からわかることは,支払い方法は各会議所ごとに様々だということです。
今回見た2つの例だけでも,即時電子メールで送られてきて払い込みを完了できるところもあれば,郵便で申し込みから5日ほどで到着するところなどがあることがわかりました。
さらには,次のようにも考えることができますね。
「第一希望の会議所が締め切っていても,探せば,どこかでまだ申し込めるところがあるかもしれない」と。
ちょっと申し込み時期が遅れてしまっても,希望は捨てずに探してみましょう!
簿記の受験票が到着
大体試験まで2週間ほどになると,受験票がポストに入ります。
発送日の目安はこのような感じです↓↓
- 6月10日試験→5月28日発送
- 11月18日試験→11月5日発送
- 2月24日試験→2月12日発送
未着の場合は電話にて問い合わせますが,問い合わせ期間が短い(2日間ほどしかない)ので気を付けましょう。
中を開くと受験級や受験番号などが記載されていますが,自分で指定したのでなければ「試験会場がどこか」が最も気になるところでしょうか。
まとめ
以上が,大学生におすすめの「日商簿記3級」の申し込み方法です。
申し込み手順をもう一度まとめますと,
- 最寄りの商工会議所を見つける
- その商工会議所のサイトに行く
- 申し込みをして,受験料を支払い,受験票を受け取る
となります。
その他,覚えておく注意点としましては,
- 実際の簿記試験日の2ヶ月前には申し込む
- 1ヶ月前近くになってしまっても申し込める会場があるかもしれない
- 検定料は2,850円
- 試験2週間前頃に受験票が届く
といったところでしょうか。
日商簿記3級は大学生におすすめの資格です。
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