FP試験の3級と2級に合格するまでの流れ

当記事では,FPの試験に申し込んでから合格証明書が届くまでの一連の過程についてまとめます。

当日までどのような出来事があるのか,興味のある方は是非お読みください。

FPの受検を申請する

FP試験の申し込みは試験日の約2ヶ月前に開始されます↓

FP試験の日程と申し込み期間

私は個人で受けるので,実技試験が個人資産相談業務となる「きんざい」の方に申し込もうと思っていたのですが,検定料にかなりの差があったため「FP協会」の方にしました。

後者の模擬試験は資産設計提案業務ということで,やや仕事寄りといった印象です。

このように,FP検定には日本FP協会が行うものと金融財政事情研究会のものの2つがありますが,実は受検料に大きな差があります↓

FPの検定料金の違い

例えば,FP3級の学科と実技を受ける場合,前者は6000円ですが後者は7800円,2級試験ともなると8700円と13500円です。

確かに,実技試験の内容は変わってしまうのですが,過去問を解いてみた感じ,結果に大差なかったので,検定料のことも考えて,ここは妥協することにします。

以下はすべて,日本FP協会が行うテストの様子について書いていることにご注意ください。

申請手順は以下の通りです↓

FP検定試験の申込手順

まずは受検票や試験会場そして料金の説明を確認して,その内容に同意してください。

申請内容の入力では個人情報の他,受検地の希望を決められますが,会場の数が少ないのでしょう,そこまで細かくは指定できませんでした(各都道府県に1~3つ程度です)。

続けて支払方法を選択したら,早速支払い作業へと移りましょう!

 

 

FPの検定料を支払う

コンビニでの支払い風景

クレジットカードはVISAとMASTERのみが対応となっていて,JCBしか持っていなかった私はコンビニ払いを選択せざるを得ませんでした。

やはり,世界的なシェアが大きいVISAカードは1枚は持っておかないとダメですね(早速,申請しておきました)。

コンビニ名の他,氏名と電話番号を入力しましたが,後者は支払いの際に入力を求められることもあるそうです(私は求められませんでしたが)。

前章の内容での申請が終わると,払込URLが載ったメールが届くので,それを印刷した払込票を持ってコンビニで支払います。

ちなみに,支払期限は受検申請期間の2日後となっていましたので,ギリギリに申し込んだ場合も,支払いは当日までではないのでご心配なく。

レジでバーコードを読み取ってもらったら,通常の買い物通り支払いを済ませるだけです。

レジの人から払込領収証を受け取って店を出たら,受信メールを開いてみてください。

私と同じように日本FP協会で申し込んだ方であれば,「受験手数料お支払い完了のお知らせ」という確認メールが届いているはずです。

これからまた2週間ちょっと経った頃になると,「受検申請が完了いたしました」という確認メールが届き,受験票は試験の3週間前あたりに発送となることや,万一10日前になっても届いていない場合は,試験業務部に連絡するようにと書かれていました。

 

 

FPの受験票が届く

FPの受験票の外観

FPの受験票ですが,試験の20日前に発行され,その4日後に届きました。

その日は平日で,それまでの3日間は休日だったので,3週間前に発行され次第,送付となったはずです。

以下に,受験票に書かれていた内容をまとめます↓

  • 受験情報
  • 領収証
  • 持ち物
  • 受検上の注意
  • 受検地の変更
  • 結果発表
  • 諸注意

受験情報についてもう少し説明を加えますが,試験日時や受験番号が記載されていた他,試験会場の地図も印刷されていました↓

FP試験3級の受験票の中身

写真を貼る場所があったので一瞬驚きましたが,写真付き本人確認書類を当日持参すれば貼り付けの必要はないということで,私の場合,写真を撮る必要はなさそうです。

ちなみに試験は10時開始で,集合時間はその20分前に設定されていました。

30分前から入室可能となり,その10分後までに集合しなければならないとあって,なかなかにタイトなスケジュールです(もっとも,次章で述べるように,実際の進行はそれほど厳密ではありません)。

ちなみに遅刻についてですが,試験開始から30分経ってしまうと入室ができなくなります。

逆に,途中退室する場合は試験が始まって60分経過後から終了10分前までということで,そもそもの試験時間が60分しかない実技試験の方ではできません。

個人的に気になったのは,学科試験と実技試験の間が1時間以上空いていたことです。

あまり1人で行動するのは得意ではないのですが,少し散歩して食事くらいは取ろうかと考えています。

 

 

FP試験当日の様子

FPの問題冊子

私が3級を受験した2022年5月の情報になりますが,当日の持ち物は,

受験票・筆記用具・計算機・本人確認書類・腕時計・マスク財布・(ペットボトル)

です。

赤字部分は持ち物の欄に書かれていないので,盲点となりやすいと思います。

私は別の試験で財布を置いて家を出てしまったことがあるので,どうぞお気を付けください。

また,ペットボトルは熱中症などの予防を目的に許可されていました。

中身が見えるようラベルは外すようにと書かれていましたが,実際はラベル付きのままの人がほとんどで,大きさも1リットルの人がいたり,中にはアルミボトルのコーヒーを置いている人もいるので,そこまで厳密ではありません。

なお,私の会場は高層階にあり,受験者も1000人とまではいかないですが,それでも数百人が一挙に押し寄せるということで,エレベーターはフル稼働していて,行くときも誘導員の指示に従うなどで,思った以上に時間がかかりました。

入室開始時間の前から建物内には多くが来ていて,現地で結構早くから待つことが可能でした。

加えて,朝は電車の遅延が発生したこともあって,予定していたよりも20分くらい早く出ることになったので,余裕を持って準備するようにしてください。

学科試験

席は指定制で,机には記入する紙が2枚ほど置いてありました。

1枚は当日の体調を調査する紙で,もう1枚は解答用紙となっており,受験番号や名前を記入します↓

FP会場の机上の様子

試験時間の結構ギリギリまで勉強することができました。

試験が開始して10分くらい経った時にそれらは回収されますが,その際,受験票の名前や本人確認書類をチェックされます(マスクを外して顔を見せるなどはありませんでした)。

本人確認書類に写真がない人は,別の紙に記入するなどの手続きが別に必要でした(試験開始前にも行うことができます)。

さて,私の受けた試験の様子ですが,近くの受験者が開始15分で「失格で構わないので退出して構いませんか」と試験管に告げて退出していったのが驚きでした。

問題自体は60問を120分で解くわけで,知っていればできますし,知らなければできないタイプの問題ですから,時間的に足りなくなることはありません。

実力通りの結果になります。

なお,勘だったとしても前半の30問は2分の1で正解でき,残りの30問は3分の1で正解できるわけですから,問題を見ずに解いても4割は正解できるテストです。

自信を持って解ける問題が少し増え,後半でも明らかに違うと思える選択肢を消すことができれば,正解率も高まります(例えば3問ある選択肢のうち,1つでも違うとわかれば,正解確率は2分の1になります)。

見直しでは,1つでも間違いが見つかれば良しです。

なお,試験時間1時間前には多くの受検者が解答を終えていたようで,退出許可が下りると7割くらいが一斉に会場から姿を消し,残り30分ともなると,私を含め数人しか残っておらず,ついには最後の1人となってしまいさすがに気まずくなって退出しました(笑)

退出時はすべての荷物を持って,解答用紙を監督者に渡します。

このとき,試験管の人に,この後どのような感じになっているかを尋ねると,私のように色々と教えてもらえるかもしれません。

教室を出たところには受検者がちらほら立って勉強などしていて,みんながみんな,わざわざ外に出て休憩するとはならないようです。

私の会場の場合,12時~12時45分まで試験を受けた教室を食事や休憩に使うことができたので,空調の効いた教室(または廊下部分)で実技試験までの時間を潰すことができてラッキーでした。

 

実技試験

12時45分に教室の外で,他の受検者たちと10分ちょっとの時間を潰し,教室に入り直します。

この実技試験だけを受けに来る人もいるので,学科試験とはまた別に仕切り直しというわけです。

席の場所は学科のときと変わりませんが,先ほど述べた,体調を記載する紙やマークシートはまた別のものがセッティングされています。

3級は60分ですが問題数は20問となり,時間配分としては前半30分ちょっとで1周でき,50分までにさらに2回見直しが終わりました。

特に注意したのは,適切なものまたは不適切なもののどちらを選ぶのかということです。

最初は問題文を見ずに,丸かバツを問題用紙に記入していくと,必ず丸かバツが1個しかついていない選択肢が表れるわけですが,そこで初めて問題文を読み,1つとなった丸バツが問題文の適切・不適切と一致していることを確認することで,ケアレスミスをする確率が減ります↓

FPの問題冊子の様子

なお,問題冊子は学科試験・実技試験のもの共に持って帰ることができます。

後で自己採点する際に備え,自分の答えはすべて書き込んでおくようにしてください。

最後にですが,大人数の会場でコロナ対策などとなると,時差退出となり,試験終了から20分近く会場に拘束されることもあります。

FP試験後に予定が入っている方は,そういった可能性も考えておいてください。

 

 

FP試験の結果発表

FP協会のHPと模範解答

正式なものではありませんが,試験を受けた当日に合否はわかってしまうのですが,その日の17時30分以降,日本FP協会のHPに行きましょう!

すると,上記画像のようなページが出てくるのですが,そこから模範解答を確認することができてしまいます(問題は翌日の10時に掲載)。

合格点は6割で,特に問題ごとに点数に違いがあるわけでもないので,学科では36/60点(1問1点)・実技では60/100点(3級は1問5点,2級の配点は公表せず)に達しているかどうかを確認してください。

スタディングを使ったFP3級の基礎固めの方法などで語ったように,今回私はスタディングのFP講座のみで勉強してきましたが,手始めの3級はどちらも8割以上取れていたので合格しました。

現在2級に向けて準備を進めています。

 

 

まとめ

試験を受けてきた新入社員

以上,FP試験について,受験の申請から合格までの様子をまとめてきましたが,いかがだったでしょうか。

FP試験の申請では時期や料金体系に注意し,支払いの様子から,試験会場の様子,さらには合格発表まで,参考になれば幸いです。

受検者層としては,女性が想像以上に多く,年齢は若い人から年配の方までと,様々な方がFP試験を受けに来ていました。

試験時間には余裕があるため,実力通りの力が発揮できるという点では安心できますが,いくらカンのみで4割取れるとはいっても,簡単なテストではありません。

また,3級が受からなければ2級を受けることはできないので,意外と長い目でみてスケジュールを立てる必要があります。

普段からちょっとずつ進めて,試験直前のときだけ長時間集中して復習し直すようにすると,効率良く得点することが可能です。

直前期の復習を怠ると,一気に窮地に立たされます。

これから受検される方は,是非頑張ってください!

-ファイナンシャルプランナー