今日はMARCHの国語を攻略するための勉強法をみていきます。
日本語は普段使う言語なので,現代文の解き方を習わずとも,文章を読んで質問の意味くらいはわかるものです。
しかし,それが得点に結びつくかというと決してそうとは限らず,それ用のテクニックが必要となります。
古典に関しては文法や単語を学ばずには得点できないので,知識が足りないのであればおとなしく高1レベルまで戻って始めるのが吉です。
そんな戻り学習に強いのがスタディサプリで,前回は英語の攻略法について考えてみました↓
今回はそれに続き「スタディサプリを使ったMARCH国語の勉強法」についてみていきたいと思います。

MARCH受験生がスタディサプリで現代文を学ぶ方法
まずはスタディサプリの現代文講座ですが,全ての講座を小柴大輔先生が担当します。
現代文の力は他教科の問題を解く際の読解力にも関わってくる点で重要です。
受講すべき高1・高2講座(全学年共通も含む)
まずは高1・高2講座から始めるようにしますが,どの講座も基礎知識を学ぶことに重点が置かれており,レベル分けが存在するのは高3講座のみとなります。
手始めに
- ベーシックレベル現代文(8講義)
を用いて読み方の基礎を学ぶようにしてください。
現代文(特に評論文や論説文)に解き方が存在することを知らなかった人もいるかもしれません。
特に,これまで現代文を感覚でなんとなく解いてきた人や高校受験を経験していない方(高校受験でも論理的な文章や小説の解き方を学びます)にとっては,目から鱗が落ちる講座となるでしょう。
予習は不要で,問題を解くというよりも講義内容を理解することに重点を置いてください。
この他,
- 高1・高2・高3現代文<重要語句・知識編>(3講義)
はスタディサプリならではの講座で,漢字に四字熟語,敬語や文法といった知識を身に付けることができます。
こういう講座をわざわざ塾に通って取る受験生は少ないでしょう。
講習期間の特別講座で取り扱われるような内容です。
とはいえ,ここで学ぶ内容は大学に合格した後の入社試験でも役立つもので,敬語の使い方はもちろん,例えば「情けは人のためならず」を文字通りの意味(他人に情けをかけると相手の為にならない)で誤って覚えてしまっているようではいけません。
なお,テキストには600問の漢字問題や538問の慣用句問題など,膨大な数が収録されていますが,それは受験までに終わらせればよく,肝心なのは講義の方です。
小柴先生に解説されることで,受験勉強においてどういうことに意識を向けるべきかがわかり,たとえ具体例をすべて習得せずとも,今後の学習態度が変わってきます。
残りの2講座は,ここまでの基礎知識が前提となっている点に注意してください。
なので,授業は問題を解くことが主流になり,予習が必要です↓
- 高1・高2・高3現代文<読解力・表現力養成編>(6講義)
- 高1・高2現代文(8講義)
どちらがより重要かと言われれば後者になりますが,MARCHを受験する上で,複数の資料を参照して答えを導くような問題(いわゆる21世紀型能力を問うもの)を避けては通れません。
なので,前者も忘れずに学ぶようにしてください。
勉強時間については後でまとめますが,1講義あたりにかかる時間は1時間弱です。
なお,最初に紹介したベーシックレベル現代文のテキストは129ページ,高1・高2現代文は172ページとなっていて,どちらも充実していました。
予習や復習の指示もテキストに書いてあり,講座によっては別途問題集が紹介されていることもあります。
受講すべき高3講座
高3講座ですが,レベルの違う講座が2つありますが,時間に余裕がない限りはトップ&ハイレベルはやりません↓
- 高3スタンダードレベル現代文(24講義)
テキストのページ数が319ページもありますし,予習が必要です。
どのように問題を解くかだけでなく,どのように予習や復習をすればよいかについても,複数のアイディアが提示されています。
例えば予習の方法としては,
- 20分
- 無制限
- 上2つを交互に
の3種類が確認できるので,好きなものを選びましょう。
とはいえ,解き方自体は高1・高2講座のところですでに学んだものです。
現代文の勉強法まとめ
ここまでをまとめますが,MARCHを受験する方は,高3のトップ&ハイレベル現代文以外の全講座を取りましょう。
最低でも50時間弱がかかります。
現代文を復習する際,同じ問題を解くのではなく別の問題を解くように指導されることが多いことから,スタディサプリの講義を一気に全部観るよりも,毎日決まった量に取り組むことを心掛け,文章慣れをする目的で使いましょう!
実際,高1・高2・高3現代文<重要語句・知識編>の講座は,わずか3講義の授業時間でテキスト内容をすべて覚えることは到底不可能なので,このテキストは長い時間をかけて読み込むことになります。
できればテキストを購入してしまってください↓
なお,講座自体は3~4ヶ月もあればすべて観ることが可能です。
この講座群で現代文の基礎を固め,あとは志望校対策講座で問題演習するだけでMARCHに合格できる実力に達します。
現代文は,次章以降で出てくる古典と比べて対策が疎かになりやすい教科ですから,他の勉強で忙しい中で,1問でも解こうとする姿勢が重要です。
MARCH受験生がスタディサプリで古文を学ぶ方法
ここからは,やればやるだけ伸びると噂の古典(古文と漢文)についてです。
担当するのは両者とも岡本梨奈先生ですが,まずは古文の方からみていきましょう!
受講すべき高1・高2講座
まったく古文の勉強をしていない人でも大丈夫で,MARCH受験生の場合,以下の2つを取るようにします↓
- [新版]高1・高2古文<文法編>(51講義)
- 高1・高2古文<読解編>(12講義)

文法編では文法と単語を扱い,読解ルールと一般常識は読解編で扱いますので,この順番で受講してください。
MARCHを受験する方でも,初めて古文を学ぶような場合はベーシックレベルのみを受講すればOKです。
ベーシックレベルの方が説明が丁寧で,講義数やテキストの分量が多くなっています。
もちろん,学校の授業をちゃんと聞いてきた方であれば通常の高1・高2古文で学んでください。
参考までにテキストのページ数ですが,ベーシックレベルの文法編と読解編がそれぞれ602ページと243ページで,通常講座は381ページと145ページです。
受講すべき高3講座
高3古文<文法編>は高1・高2講座とほぼ同一内容(問題は異なるが説明内容は同じ)ですので,実質3講座が存在しています↓
- 高3スタンダードレベル古文<読解編>(10講義)
- 高3古文<和歌・文学史編>(8講義)
トップ&ハイレベル古文<読解編>は国公立志望の方向けです。
古文の勉強法まとめ
本章の内容をまとめると,MARCH志望者は高1・高2古文の文法編と読解編の他,高3スタンダードレベル<読解編>と高3古文<和歌・文学史編>の4つを受講してください。
毎日1時間ずつ頑張るとして,約2ヶ月で終えられる計算になります。
同時期に現代文も学ぶ場合は大変ですが,どちらもバランス良く学習していきたいものです。
ちなみに,漢文は古文を学び終えてからの方が学習効率が高いので,古文を終えてから漢文に移りましょう!
MARCH受験生がスタディサプリで漢文を学ぶ方法
最後は漢文ですが,MARCHの学部によっては入試で漢文が出題されないところもあるので,予め範囲を確認しておきましょう。
もっとも,漢文は講座数が少なく取り組みやすいところが救いです。
受講すべき高1・高2講座
基本的に1講座のみになります↓
- [新版]高1・高2・高3漢文(23講義)
知識ゼロから始められますが,古文の文法知識があった方がはるかに分かりやすいです。
なので,先述したように古文の学習を先行させましょう。
テキストは238ページあります。
受講すべき高3講座
高3講座は,国公立の2次選抜に向けた高3トップ&ハイレベル漢文講座がありますが,MARCH志望者であれば取る必要はありません。
その時間があれば,別の問題集を解く方が良いです。
漢文の勉強法まとめ
古文の文法編で学んでいることを前提として,MARCH受験者は高1・高2・高3漢文を1ヶ月かけて学ぶようにします。
MARCH受験生が学ぶべき志望校対策講座
さて,以上の講座で基礎知識を身に付けて演習量を増やしたら,いよいよ志望校対策講座を受講しましょう!
MARCH志望者は
- 関東難関私大 現代文対策講座(5講義)
- 関東難関私大 古文対策講座(5講義)
を受講し,問題を解いて出来を確認してください。
納得がいく出来でなければ,弱点部分の単元別問題集を買いましょう。
同じ授業を同じペースで受講したとしても定着度は人によって異なるため,MARCH受験生の偏差値の推移を参考に,何かをやり遂げて区切りが良くなったタイミングで模試や過去問を解くようにし,現在の立ち位置を逐一確認することが重要です。
MARCHの国語を攻略するのに必要な勉強時間
これまでに紹介したスタディサプリの講座数から,MARCHの国語対策に必要な時間数を抜き出すと以下の結果になりました↓
MARCH合格に必要なスタサプの学習時間
- 現代文が約50時間
- 古文が約60時間
- 漢文が約30時間
- 志望校対策が約10時間
実際は他科目との兼ね合いもあるため,上のスケジュール通りに進まないとは思いますが,目安としては150時間(漢文が必要なければ120時間)が必要です。
1日に2時間くらい国語学習に時間を割ければ,3ヶ月以内に国語の基礎部分が完成し,あとは過去問演習を通して判明した弱点部分を中心に,問題集を別に解くようにするだけでMARCH合格の目途が立つことになります。

その他,スタディサプリで身に付けた基本知識を,自分に適した形に変えていく必要があることを覚えておきましょう。
これは「わかるとできるは別物」という言葉で説明されることも多いです。
スタディサプリの講義を受けて「わかった」ことを,実際の入試問題が「解ける」ようにするには,各自が,習ったことを自分のものにするまで練習する必要があります。
そのために過去問を解くと言っても過言ではありません。
さらに国語を得意にするための勉強を重ねても構いませんが,現代文はタイパが悪いので,古典で伸びしろがある場合にのみ行うようにしてください。

なお,これから新しく申し込まれる方はスタディサプリのキャンペーンやコードの最新情報をまとめた記事に目を通しておきましょう。
次回はスタディサプリを使ったMARCH数学の勉強法の記事になります。
またお読みいただけると嬉しいです。