




スタディサプリで追加料金が必要なサービス
スタディサプリの高校・大学受験講座で追加料金が発生するのは,以下の4つのサービスを利用しようと思ったときです↓↓
- テキストを購入する
- 特別講習を受講する
- 合格特訓コースを利用する
- 日常英会話コースを利用する
もちろんどれもオプションで,必ず利用しなければならないといったものではありません。
ですが,このようなサービスを受けることで,目的の達成がより容易になることも十分に考えられるので,すぐに使わなくても頭の片隅に入れておきましょう。
詳細については次章からみていくこととし,ここでは料金額や魅力について簡単にまとめてみることにします↓↓
追加料金
- 1,200円/冊(前後編が存在する講座あり)
- 約23,800円/期(値段は年度ごとに異なります。全3期)
- 9,800円/月(差額で考えると7,820円で利用可能)
- 1,980円/月(最安の新日常英会話コースの場合)
「テキスト」ですが,前後編の2冊分を購入する必要がある講座も多く,その場合の追加料金は2,400円です。
数百ページにもわたるテキストを印刷するのは大変ですので,その手間が省けると考えれば割に合いますし,やる気のアップにも大いに役立つでしょう。
次に「特別講習」ですが,こちらのサービスでは最新の入試傾向について教えてもらえるのが魅力です。
チャット機能で貴重な同年代の様子をうかがい知れたり,もちろん普通にどこかの講習を取るよりは安く済みます。
3つ目の「合格特訓コース」は担当コーチに付いてもらえるサービスで,学習スケジュールを管理してもらえることと,いざというときに質問できるのが強みです。
最後は「スタディサプリENGLISH」に属するサービスになりますが,これからはリスニングやスピーキングも重要になるということで,毎日数分でも,聴いて話すトレーニングを積み重ねる際に利用できます。
全部で3つの有料コースがありますが,大学受験に役立つのは,それらの無料特典として付いてくる「日常英会話コース」の方です。
それでは早速,追加料金が必要なこれらサービスについて,詳しくみていくことにしましょう。
テキスト冊子の購入について
スタディサプリで勉強する際,PDF形式でダウンロードできるテキストが利用できます。
それを画面上で観るだけでもよいのですが,紙に印刷すると書き込みもできるようになって便利です。
ただし,そのためにはプリンターと印刷用紙が必要で,講座によってはかなりの枚数を印刷しないとならなくなるかもしれません。
例えば「高3スタンダードレベル英語〈文法編〉」を例に取り上げますと,テキストは全部で400ページ近くあります。
印刷の設定を「複数ページ・両面印刷(エコノミー設定)」にしたとしても約100枚の用紙が必要です。
私の印刷環境ですと,用紙代は1枚約1円(Amazonで500枚555円で販売のもの),トナー代に関しては 1枚あたり2円強(2,600枚印刷可能で6,800円)ですから,先のエコノミー設定で印刷しても400円くらいにはなります。
テキスト代は先述のとおり1冊あたり1,200円かかるのですが,大量ページのテキストでは1講座あたり前編と後編で2冊が必要になる場合がほとんどで,その場合2,000円くらい余計にかかってしまう計算です。
注文した場合,紙質や印字のきれいさはもちろん,さらに印刷の手間が省けますし,テキストを見返すことで達成感も感じられるので,そういったメリットとこの2,000円をどう考えるかでしょう。
なお,テキストの必要性についての議論は以下の記事でまとめています↓↓
スタディサプリ特別講習について
スタディサプリの動画というのは,すでに録画し終わったもの(アーカイブ動画)を配信しているのですが,数年ごとに内容が変わる入試の最新傾向についてはカバーしきれていません。
そんなときに利用したいのが,以下の「スタディサプリ特別講習」です↓↓
公式サイト
内容に関しては,予備校で行っている講習をオンラインで受講できてしまうという認識で構いません。
通常の講座(ベーシックコース)と内容は完全に別物で,時期ごとに授業目的が異なります↓↓
- 夏期(6月~):基礎固め
- 秋期(10月~):実践力の強化
- 冬期(12月~):過去問対策
場合によってはアーカイブ動画を観るような指示が飛んでくることもあるため,月額1,980円のコースと連携している部分もありますし,もちろん担当講師は通常授業でおなじみの方々です。
追加するための料金としては,どの期間も23,800円ほど(2020年度の例)。
時期によっては早割や年間パックが利用できることもあるので,詳細は上の公式サイトで確認して下さい。
通常のものと比べると割高に映ってしまいますが,実際に予備校で講習を取るとなるとそれ以上にかかることの方が多く,期間中はあらゆる講座が見放題となるため,多くの科目を学ぶ方ほどお得に受講できるかと思います(例えば共通テスト対策講座や大学別対策講座など)。
内容についての詳細な記事は,以下にてご覧ください↓↓
合格特訓コースについて
スタディサプリの大学受験講座では,通常のベーシックコース以外に,この「合格特訓コース」が選択可能です↓↓
公式サイト
それにより,ベーシックコースのサービスには存在しない「担当コーチによる学習アドバイス・学習プランの作成・勉強法や教科に関する質問」が追加されます。
大学受験においての1年間は,極めて短い期間です。
この点は高校受験とは全く違う点であり,現時点で合格圏にない方がその差を埋めるためには,勉強量を増やすことでは不十分で,勉強の質そのものを大きく変えなければなりません。
どの受験生も,結局同じくらい勉強しますので。
スタディサプリを使う場合であっても,時期に適した使い方の指示であったり,勉強習慣のチェックや問題集のおすすめなどを教えてもらう必要があります。
難関大に合格したコーチであってもあくまで学生ですので,そこまで過度な期待は禁物ですが,合格特訓コースだけでMARCHに合格した先輩がいるという事実も励みになるでしょう。
利用料金は月額9,800円になりますが,現時点でベーシックコースを使っている方であれば,7,820円の追加料金で利用できる計算になります(どちらかのコースでも同じように授業動画が視聴できます)。
より詳しいサービス内容については,以下の記事にてご確認ください↓↓
スタディサプリENGLISHを利用する
高大接続改革により,英語4技能がより重視されるようになりました。
これまで対策をすることがなかったスピーキングやリスニングは無視できないものとなり,入試での出題が増えたり,配点の比率が高まるなど,もうすでにその兆候は見られています。
これを面倒くさいと考えるのではなく,周りの受験生との差を広げるチャンスだと捉え,普段から聴くと話すの練習をしてみてはいかがでしょうか。
毎日数分のトレーニングも長く続ければ大きな差となって表れます。
ただし通常のスタディサプリ(大学受験講座)ではあまりそういった練習ができません。
そこで,スタディサプリENGLISHの使用をおすすめします。
中でも無料特典になっている「日常英会話コース」は英検の学習にもピッタリで,会話の場面も高校生によくある教室内のものだったりするので身近に感じて役立つでしょう。
なお,利用するには各種有料コースに申し込む必要がありますが,最も安いコースは月額1,980円の「新日常英会話コース」です。
無料で体験できるので,日々の学習に導入できないかどうか,是非一度検討してみてください↓↓
公式サイト
まとめ



スタディサプリ高校・大学受験講座から,追加料金を支払って利用できるサービスについて最後にまとめると,以下のようになります↓↓
- 追加で「テキスト・特別講習・合格特訓コース・スタディサプリENGLISH」が利用可
- テキストは1冊1,200円で,やる気アップに貢献
- 特別講習は1期23,800円ほどで,最新の入試情報と受験生の様子を知ることができる
- 7,820円の追加料金で,担当コーチを付けて勉強の質を上げ,逆転することが可能に
- 英語の「聞く・話す」は日常英会話コースで対策可能。月額料金は1,980円から
これらすべては,あくまでベーシックコースでの勉強がしっかりできていることが前提です(できない場合に合格特訓コースを利用することもありますが)。
より合格に近づくために,余裕が出てきた段階で,是非検討してみてください。
このようなオンライン教育を利用する際は,他人がどうだったのかよりも自分がどう感じたかが特に重要な指針となります。
時間にまだ余裕があるときに,興味があるものは色々と試してみるようにしてください!